職員インタビュー

愛厚ホーム設楽苑で働く職員(再雇用)のインタビューをお届けします。

 

愛厚ホーム設楽苑 介護員 夏目(2021年入職)

現在の雇用形態と担当しているお仕事について教えて下さい

令和3年3月に60歳で定年退職し、再雇用でこれまでと同じくユニットの介護職員として働いています。非役職の一般職OBです。
食事、入浴、排泄介助の他、日常生活における様々な支援を、ケアプランに沿って行っています。

福祉のお仕事の魅力を教えて下さい

福祉の仕事と聞くと「きつい」「大変」「危険」を連想される方が多いと思います。私自身も、9年前に製造業から転職してきた際これらのイメージがあり「果たしてやっていけるのか?」と不安で一杯でした。正直、それらの言葉を実感する事も多々ありましたが、何とか今日まで続ける事が出来ています。
その理由が即ちこの仕事の最大の魅力なのですが「自身の持ち味や経験をツールに出来る」点かと思います。陽気な人、無口な人、大らかな人、几帳面な人、それぞれの人がその持ち味を大いに発揮し「人対人」の生業をする事が出来ます。物言わぬ機械や図面が絶対の工業製品と永年向き合って来た私にとって、これは新鮮な刺激でした。無論、その持ち味がマイナスに働いてしまう時もありますが、その際はプラスに働く仲間が上手くフォローしてくれました。
また、若い人、年配の人それぞれに自分の経験を仕事に生かす事が出来ます。
例えば私の年代は、御入居者様と実体験が共有できる事が強みです。昭和30~40年の頃の思い出話をして、御入居者様と打ち解けた事が幾度もありました。そして何より、若い人達の発想の柔軟さ、最新デジタル機器の活用の巧みさ、これには感心させられる事しきりです。
御入居者様、お一人お一人、人となりも人生も様々な方たち。こちらも同じく様々な持ち味と経験で、直に心が接しあう、打ち解けあう。それが介護の魅力だと、私は感じています。

愛厚だから叶えられる福祉との共生、あなたの夢を教えて下さい

愛厚は、お年寄り、障がいのある方、未就学児と幅広く福祉の裾野を広げています。それらの他施設との情報交換、人の交流は、ややもすれば閉鎖的、微視的になりがちな現場に、新しい刺激と気づき、活力をもたらしてくれます。愛厚だからこそ出来る生涯にわたる福祉事業であり、まさに「広い世代が共に生きていく」共生と呼べる活動です。
そしてそれらは、愛厚単独では無く、地域社会と密接に連携しています。
「世代」という縦軸「地域」という横軸、その中で自身の持ち味や経験を活かして「自分にしか出来ない介護」を目指す事が私の夢です。

愛厚で生涯現役を実現する、意気込みを聞かせて下さい

意気込みと言うといささか大仰ですが「夜にならないと星は見えない」とよく思います。若い頃は感じなかった心身の不調を、最近いつも感じるのです。小さな物が見えづらい、肩や腰や膝が動かしにくい、体のどこかにいつも違和感がある等。介護出来る側からされる側に、自分もだんだんと足を踏み入れている事実をヒシヒシと感じます。それだからこそ、この道の先を歩いておられる御入居者方の辛さや悲しさが身近に感じられるようになりました。
健全な者が優位な立場で行う介護ではなく、痛みを持った者が同じような立場の者に寄り添う介護。そういったものが、最近少しずつでも見えるようになりました。介護出来る側にいる限り、この星を目標にして「自分にしか出来ない介護」を追い続けていきたいと思います。

福祉業界で活躍したい人たちへ、一言

マイナスイメージが多い職種ですが、それは、プラスイメージが流布していない事も一因かと思います。傍らから見ているのと実際に携わるのとでは大違い、は、どこの職種にもあります。
自分自身の持ち味や経験をツールに出来る職種は、あまり多くはありません。それらを上手く発揮出来ず、なんとなく塞いだ気持ちを抱えている人たち、一度、介護の門を叩いてみてください。自分の探しているもの、ひいては自分自身が見つかるかも知れません。

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