人事担当者からのメッセージ
人事担当職員 主任 毛利(2006年入職)
自己紹介
生まれも育ちも九州でしたが、福祉を学ぶため一念発起し、愛知県のN福祉大学へ入学しました。大学卒業後は、地元に戻ることなく福利厚生がしっかりしている社会福祉法人愛知県厚生事業団に入職しました。最初は施設の総務担当として赴任。3年間、社会人の基礎力や総務経験を積んだ後、障害者支援施設(愛厚弥富の里)に異動し、ご利用者への直接支援業務も含めた指導員業務に従事しました。愛厚弥富の里には合計7年間在籍しましたが、その間就労継続支援B型事業所での職業指導員、併設の相談支援事業所で相談支援業務にも携わり、障害者支援の幅広い分野で経験を積むことができました。その後は、法人本部に異動となり、事業所の運営全般(指定や加算、事業者指導等)に関わる部署に3年間した後、現在は人事担当としてお仕事させてもらっています。
これまでの業務歴からすると、人事担当の仕事はどれも初めてのことばかりで戸惑うことも多々ありましたが、上司、同僚の協力もあり、職員採用にかかる仕事に邁進する日々を過ごしています。
愛厚は働きやすい職場!具体的には?
なんといっても、休日・休暇制度です。基本的に「福祉」分野の仕事は、お世辞にも落ち着いた環境でのんびり仕事ができます、とは言えません。私たち職員は、ひとりひとりのご利用者の方のニーズに応えたい!という気持ちと目の前の多くのやるべき業務の狭間で日々それらの折り合いをつけながら仕事に就いています。実際、私が現場業務に入っているときも、「あのときの支援方法はあれでよかったのか、もっとこうすればよかったのではないか」等、色々考えてこんでしまうことも実際ありました。ただ、そんな業務だからこそ、オンとオフの切り替えができる環境がある、というのはとても大切なことだと思います。その点、愛厚では休みの制度が整っているため、自分のプライベートの時間を充実させることが可能です。職員もひとりの人間であり、家族もあれば、趣味もあります。そんな職員ひとりひとりの時間もきちんと大切にしてもらえるからこそ、継続してご利用者の方の「おもいをかたちにする」べく、私たちは突き進むことができるのだと思います。
愛厚をもっと働きやすい職場にしたい!具体的な目標は?
愛厚には、経営計画というものがあります。そのなかの目標のひとつに「ハラスメントを受けたと感じる人を5%未満に減少させる」という目標があります。その目標達成のために、予定している大きな取組内容が2点あります。1点目は、2年に1度ハラスメントにかかるアンケート調査を実施し、その結果を適宜各施設へフィードバックしたり、追跡調査を実施し、ハラスメントと思われる事案に法人として、そして施設として適切に対応するということです。職員ひとりひとりの声を聞き、万が一ハラスメントが起こっても、それを逃さないようにしています。
2点目は、重点的なハラスメント研修の実施です。これは、5年間かけて短時間労働者も含めた全職員に研修を受講してもらう計画で、職員全体でハラスメントに対する正しい知識を身につけ、ハラスメントを起こさない、起こさせない体勢づくりに注力するものです。私たちの施設は、様々な職種、多くの職員が協働する現場です。職員が協力し合い、そして職員が安心して働き続けられる職場になるよう愛厚は取組みを続けていきます。
人生100年時代に必要な福祉人材とは?
人生100年時代では、職員ひとりひとりにいろいろなことにチャレンジできる可能性が広がっています。そして、愛厚も新しい視点も取り入れながら、常に前進していく必要があります。愛厚が必要とする福祉人材は、まさにこれまでの「介護」「支援」の枠組みにとらわれることなく、様々なことに挑戦したいという意欲のある人材です。愛厚は、様々な種別の施設を運営しているため、ときに愛厚の職員は様々な対応力が求められることがあります。これこそ、職員にとっては新しいチャレンジであり、常に新しい自分の可能性を追い求めることが可能な法人と言えると思います。「失敗したらどうしよう・・・」と心配に思う方もいるかもしれませんが、安心してください。もし、そのチャレンジが結果的に自分に合わない場合であった場合、また別の業務に就いたり、元の業務に戻ったりすることができるというのも多数の施設を運営する愛厚の強みだと思います。ぜひ、愛厚の未来を一緒に協創していきませんか?
就活中の求職者へ一言
私たち人事担当の願いは、愛厚に入職してくださった方が「こんなはずではなかったのに。」というような就職を後悔することなく、愛厚で安心して長く働いてもらえることです。そのために、みなさんには就職先を選ぶにあたっては、愛厚に限らず事前にいろんな施設見学をしていただきたいです。実際、一度の施設見学で把握できる情報量は限られるかもしれませんが、施設の雰囲気やそこでの職員の印象というのを実際に見れる機会はなかなかありません。
「福祉」で働くことを志したみなさんには、愛厚の仲間として一緒に働いてもらえるのが理想ですが、なにより「福祉」で働く同志として、末永くこの業界で活躍していただきたいと思っています。ぜひ、いろんな法人でたくさんの話を聞いて、実際に見て、大切な就職先を検討していただきたいと思います。もちろん、愛厚に関することでお聞きになりたいことがあれば、いつでもお気軽に人事担当にご連絡ください!みなさんの就職活動がよりよいものとなることを人事担当一同願っています。