職員インタビュー
愛厚弥富の里で働く職員(総合職)のインタビューをお届けします。
愛厚弥富の里 生活支援主任 天野(2009年入職)
現在の雇用形態と担当しているお仕事について教えて下さい
雇用形態は総合職で、愛厚弥富の里では生活支援主任をやらせてもらっています。主任の仕事としては、職員が働きやすいように環境整備(物品の管理・補充)や支援方法の相談を受け提案したり職員配置調整を行っています。
あなたのキャリアプランを教えて下さい
今は家族と過ごす時間や趣味の時間を確保したいので、仕事には効率重視で取り組んでいます。ここで言う効率とはただ早く仕事を終える事ではなく「無駄な時間は省き最大の成果を出す」ように努めています。ときには通常業務の開始時間より前に業務を行わせていただけるように上司に相談し、想定できる仕事は早めにスケジュールを組み、取り掛かれるようにしています。自分のペースで仕事が進められる様に努力しています。
たくさんの職場環境がある中で、働く人にとってのメリットを教えて下さい
私は、事業団に入職する前に3年間、愛厚ホーム小牧苑で4年間と、特養で7年間キャリアを積んできました。そのため、基本的には特養で働き続ける人生プランを描いておりました。しかし、9年前に知的障害者支援施設の愛厚弥富の里に転勤が決まり、「知的障害?」「分からん」「弥富?」「無理でしょー」と、最初はネガティブな気持ちが強かったのを覚えています。特養では『介護者』、障害者支援施設では『支援者』と、利用者の方の支援を行うということは同じなのに呼ばれ方が違っていて、今まで経験してきたことが活かせるのか?という気持ちでした。
ただ、分からないことは先輩方に聞いたり、研修に行かせてもらうなど、徐々に経験を重ねることで、介護も支援も、どちらも「人を見て支えること」が大切なことなんだと気づき、本質的に変わりはないと感じるようになりました。
介護も支援も、どちらも経験することができるというのは、愛厚ならではのメリットだと思います。
福祉業界で活躍したい人たちへ、一言
この業界は入職しやすい業界ではあると思いますが、その反面、離職率も高くなりやすいのかなと思います。ですが、続けていくと、人間として学ばせていただけることが多い業界だと思います。
特養では、目上の利用者の方の人生経験を聞くことができ、その時代その時代の楽しかったことや大変だったことを聞かせていただいて、学ぶことができます。
障害者支援施設では、障害について触れ合うことで、学び、考えることができます。
何より、どの施設であっても、ご家族の利用者の方に対する温かい思いを感じることができます。
このように、人の人生に直接的に寄り添い、支える業界は他にはないのではと思います。
人と関わる仕事をしたいと思う人にとっては、とても魅力的な業界だと思います。